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今回の投稿から、包括的性教育のキーコンセプトごとにキーアイデアを紹介していきます。今回は、関係性のなかでも「家族」をテーマに取り上げてみました。
紹介したキーアイデアはこんなかんじです☟
・家族構成や結婚の概念はさまざまです
・世界中に、たくさんの異なる種類の家族の形があります
・家族は役割と責任を通じて、ジェンダー平等を促進することができます
・ジェンダー不平等は、しばしば家族のメンバーの役割と責任に反映されています
・家族のメンバーには、それぞれ異なるニーズや役割があります
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今日の投稿は、テレビ番組を見ていて抱く違和感についてです。
今回は大きく3つ取り上げてみました。実際にテレビを見ながら、同じような違和感を抱かれた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?誰もが目にするテレビ番組で、今もなお性別役割分業が見られます。女性だから〇〇、男性だから〇〇、ではなく、誰もが違和感なく快適に見られるテレビ番組が作られてほしいですね。
また、テレビ番組だけでなく、CMや電車内の広告など、至る所に性別役割分業が見かけられます。違和感を抱いた時にこそ、ジェンダーに関する本を手に取って勉強してみてください。ユースおすすめの本もぜひチェックしてみてください
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2月6日は女性性器切除(FGM)の根絶のための国際デーでした。FGMとは、女性の性器を切断したり傷つける慣習で、アフリカ,中東,アジアの一部の国で行われていますが、これは女の子や女性の権利を侵害しているだけでなく、深刻な健康被害をもたらすという点でも大きな問題となっています。FGMを経験した女の子や女性は健康被害に苦しみ続け、最悪の場合は死に至ることもあります。国際社会の一員である私たちも、こうした慣習があることを知り、女の子や女性を救うために声を上げていく必要があるのではないでしょうか。詳しくはプランインターナショナルHPへ。
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今回はフェムテックを題材に取り扱ってみました。名前は聞いたことあるけど(聞いたことないかも)、どんなものなんだろう?を解決できるような投稿になればいいなと考えております。特に年配の男性に意識が低い方が多いと思います(サイト管理者私見ですが)。この投稿をきっかけに、これを読んでいるあなたが、そして皆さんが少しでも生活しやすくなれますように!
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みなさんは夫婦別姓についてどのくらい理解していますか?
「夫婦別姓ってなに?」「夫婦別姓にすると何かいいことあるの?」などの疑問に答える助けになるようにクイズ形式で作成してみました。日本では、夫婦どちらかの姓を名乗ることは自由(言い換えれば、夫婦は必ず同じ姓を名乗らなければならない)ですが、夫婦別姓を許す制度はまだありません。本当に導入される日が来るのかあまりイメージができていないところではありますが、今、私たちが現状を知り議論をし意見を交換したりすることが、唯一できることだと思いますので、このクイズをきっかけに、みなさんが話し合えるきっかけになればと思います。
世界最後の夫婦別姓国だと言われている日本がこれからどんな動きを見せるのかとても注目しています。ぜひ、クイズにチャレンジしてみてください。
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今回は夫婦同姓が続く危険性について取り上げてみました。東北大学のシュミレーションでは、現行の夫婦同姓の制度が続くと、500年後には日本人全員が日本でいちばん多い「佐藤」姓になってしまうという結果になるそうです。
 夫婦の形は様々であり、お互いの意見が尊重される姿があるべき形です。しかし、結婚の姓に関する定めというのは人生においてとても大切でありながら、法律ではどこまで認められているのかを知らない人が多いそうです。この投稿をきっかけに、少しでも夫婦の新しい在り方に気付く人が増え、新たな価値観がどんどん認め合える社会になってほしいです。
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< これ知ってる?>コーナー :SDGs関連知識

このサイトはHP管理者が諸資料を参考に作成しています

 地球温暖化の敵であるCO₂を吸収してくれるのは植物・森林であることはご存じのとおり。でも、近年、まれに見る速さで森林は減少しているんです。
 2019年からの5年間では東京ドーム4個分の森林が1分ごとに消失しているんです。別のデータでも2015年以降毎年、東京都と同じくらいの面積の森林が1週間ごとに失われ続けているということです。地球上の森林面積は、ここ30年で約4%減少していることになります。特に破壊のスピードが速いのは、中南米・アフリカ・東南アジア・オセアニアの熱帯を中心とした地域です。

 森林減少は、開発途上地域における森林の農地への転換、過剰な伐採、違法伐採、森林火災などによるもの。森林を切り開いてパーム油やゴム,大豆,カカオなど多くの農産物や製品原材料が生産されており、輸入国である日本も深く関係しています。
 また、近年は大規模な山火事も起きていますね(アメリカのニュースが目立ちますが、火災で失われる森林の60%はアフリカです)。あまり知られていませんが、薬品の原料となる木も失われているそうです。そして、多くの野生生物が森林破壊によってすみかや食糧を失い、絶滅の危機へと追いやられています。中には、新型(見知の)ウィルスをもつ野生動物が森を追われ、家畜,人間と接触し感染拡大が起こることも懸念されています。
 一方、活発な植林活動を行っている温帯地域の中国やフィリピン,インドなどの国では森林面積が増加し、一定の効果が認められています。特に、中国の植林活動が進んでいるとのこと。
 現在、ヒトによるCO₂排出量増加と、それを吸収してくれるはずの森林減少でカーボンニュートラル(均衡)は危機状態です。ただ、パーム油,大豆,カカオなどの生産を維持(生産者の生活維持)することも大切です。現在、行われている活動は、それぞれのエリアの特性を活かしながら、持続可能な森林の利用への転換ということで、樹木のタネを集めて守り伝える「シードバンク」の取り組みや原材料の生産を持続可能な形に改善する取り組みなど。
 では、私たちが世界の森林を守るためにできることは何でしょう。まずは、違法伐採された木材や木材製品を買わないことです。「合法性」や「持続可能性」を見分ける方法の1つとして「森林認証」があります。森林認証とは、森林が適切に管理されていることを第三者機関が認証し、その森林から産出された、木材・木材製品に認証マークをつけることにより、消費者が選択的にこれらの木材等を購入することができるようにする制度です。認証マークには、PEFC認証,FSC認証,SGEC認証等などがあり、日本でもマークの付いた製品は多く流通しています。私たちが、そうした森の環境に配慮して生産された製品を選ぶことから、日本からも応援することができるというわけです。
 なお、本文はWWF(世界自然保護基金),環境省自然環境局の資料を参考に作成しました。

 今回は、前回のカーボンニュートラル対策のうち、私たちができることのひとつとして食品ロス低減を取り上げてみました。食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物のこと。飼料用などに売買される分は除かれます。
 まずは、現状を認識しましょう。少し前のデータですが(でも最新)2018年農水省データでは、世界で廃棄される量は13億トン/年、そのうち日本での廃棄量は600万トン/年(東京ドーム約5杯分)。1人あたりでみると47kg/年で、日本は、オランダ,フランス,英国,米国,ドイツに次ぎ第6位で、アジアでは最低(最悪)です。みなさんが毎日茶碗1杯分のごはんをポイっと廃棄している計算です。「もったいない」精神が強いはずの日本人ですが、ちょっと情けないとは思いませんか。さらに言えば、日本は食品の62%を輸入に頼っているのに。CO₂排出量に換算すると、食品ロスにより発生するCO₂(運搬,焼却時のCO₂)は家庭から排出されるCO₂総量の約20%で空調冷房でのCO₂排出量の2倍です。
 廃棄量は大きく、私たちの家庭から出る家庭系食品ロスと、コンビニ,スーパー,飲食店などでの廃棄の事業系食品ロスに分かれます。
SDGsにおいて、日本が目標としているのは、事業系食品ロス,家庭系食品ロスをともに、2030年度までに2000年度比で半減するとのことです。
 ■事業系食品ロス:2000年現状=547万トン → 2030年目標=273万トン(2018年時点=324万トン)
 ■家庭系食品ロス:2000年現状=433万トン → 2030年目標=216万トン(2018年時点=276万トン)
SDGsで食品に関しもうひとつ触れておかなければならないのが、食料不足により栄養不足となっている人たちがいることです。途上国を中心に8億人以上(約9人に1人)が十分な量の食べ物を口にできず、栄養不足で苦しんでいます。収穫技術の低さや、厳しい気候下での貯蔵の難しさなどの理由から、生産や加工の段階で食品ロスが発生するとされています。さらには日本でも9人に1人の子どもが食事に困っているといわれています。同じ地球で同じ国で、一方は余った食品を廃棄し、一方は食品が足りないという矛盾,溝を埋めることができるのはいつのことでしょう。
 では、上記を踏まえて、食品ロス低減(CO₂排出量削減)のための私たちは何をしたらよいでしょう。家庭系食品ロスと事業系食品ロスに分かれますが、事業系食品ロスについても私たちができることがありますよね。簡単にキーワードを箇条書きしましたので、具体的には皆さんでお考えください。
 ■家庭系食品ロス低減
  ・計画的な買い物(買い過ぎない)や適切な保存方法の実践
  ・少量パックでの購入
  ・余った料理の再利用(作り替え)
  ・フードバンクへの寄付,フードシェアリング など
 ■事業系食品ロスに対し私たちができること
  ・規格外野菜,果物などの買い物(訳アリ品,産地直売)
  ・消費期限,賞味期限を意識した買い物
  ・飲食店での少量メニューや持ち帰りサービスの活用 など     

 題記テーマについては以上ですが、ここからは余談です。昨今の米不足でおもしろいお話を思い出しました。報道でいわれている投機目的の米買い占めは今に始まったことではなく、江戸時代から行われていました。すると、民衆の怒りが爆発し、打ちこわしが勃発しました。ここでは天明7(1787)年5月に起きた「天明の江戸打ちこわし」を紹介します。
 民衆は、米を貯め込んでいる商家に群衆となって押しかけます。
ただ、その打ちこわしには徹底したルールがありました。火付け厳禁,商人の殺傷厳禁,米の持ち去り厳禁など。街角には打ちこわしの目的と幕府への要求を書いた旗を掲げます。
当日、まず、打ちこわしリーダーが商家を訪れ、出火の恐れがある火元をすべて消します。そして、打ちこわしを開始します。米や味噌などを道にばらまいたり、川に投げ入れます。打ちこわし側の民衆をそれを拾って持ち去ってはいけません。見つかれば、仲間に罰せられます。商家の人々は黙ってみているだけだったようです。途中には、リーダーの合図で休憩時間がありました。そして、再び打ちこわし開始。民衆は極めて組織的であり、見物していた水戸藩士は「まことに丁寧、礼儀正しく狼藉」と記録し、別の武士の記録にも「打ちこわし勢は一品も盗み取ろうとしない」と書かれています。「打ちこわし」という言葉とは裏腹に微笑ましささえ感じ、日本人らしさを感じるエピソードですので、紹介しました。時代は、NHK大河ドラマ「べらぼう」と重なりますので、放映回があれば楽しみです。 

 皆さん、カーボン・ニュートラルは聞いたことがあると思いますが、意味をご存じでしょうか。「CO₂を出さないこと」・・・正解ではありますが、厳密にいえば、地球上の温室効果ガス (大半は二酸化炭素:以下ではCO₂と表す)の排出量と吸収量を均衡(ニュートラル)させ、その排出量を実質ゼロに抑えることです。排出量<吸収量とすることです。単純に、CO₂をゼロにすることではありませんね。植物は光合成により大気中のCO₂を取り込んで成長します。そのため植物を燃やしてCO₂を発生させても、もともと空気中に存在したCO₂だから総量の増減はなく、カーボンニュートラルが成り立ちます。(地球上のCO₂をゼロにしたら、植物そして動物は死滅してしまいます)
 私たち人類は化石燃料を使い始めました。化石燃料は植物が吸収したCO₂が有機化合物を経て化石となり、生物圏や大気圏から循環から完全に離脱したものなので、それを燃焼させると大気中のCO₂は増加し、カーボンニュートラルではなくなるわけです。回りくどいけど、結局、化石燃料を燃やすと、吸収量より排出量が増えてしまい温暖化が進むということです。
 CO₂が大気中に増えると、どうなるのでしょう。まず、地球温暖化によるゲリラ豪雨や強烈な台風、氷山・氷河の解凍などによる陸地の減少などの自然災害(すでに前兆が起きているとも言えますね)。そして異常な気温上昇による熱中症での死者増加や新たな熱病の流行、さらには栽培できる食物や獲れる魚介類も変わってきます。
 COP21(国連気候変動枠組条約締約国会議)パリ協定が有名ですよね。「世界的な平均気温上昇を工業化以前と比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力をする」ことが世界共通の長期目標として定められました。しかし、21世紀の間に1.5℃の上昇幅を超えるという予測もあります。1月に就任したトランプ大統領はパリ協定から離脱し「(化石燃料を)掘って、掘って、掘りまくれ」と言っていますが、墓穴を掘らなければいいですが。
 CO₂を吸収してくれるのは、自然界では言うまでもなく植物です。また、海水もCO₂を吸収します。でも、急激な森林伐採や山火事などでどんどん面積が減っているのが現状です。ここで、題名の答えですが、1年間に1世帯で排出するCO₂は4,480kg(2017年)で、これを吸収するためには40年生のスギ509本が必要といわれています(林野庁)。驚きです!
 人類が生きていくにはCO₂排出は避けられませんが、では、どうしたらよいのでしょう。政府方針,企業方針はさておき、ここでは私たちのレべルでできるカーボンニュートラル対策を考え、実行していきましょう。基本的には、化石燃料から生まれる製品の使用量低減と緑化です。具体的内容は、今後このサイトで紹介していきます(1回では紙面?が足りないので…。)なお、みなさんが呼吸を止める必要はありません。呼吸で人間が排出するCO₂は極々わずかで問題ないレベルですから。

 日本は世界2位なんですよ。1位はアメリカ。いろんな見方があって、海への廃棄量トップ国はフィリピン、使い捨てプラスチック(リサイクルされないもの)の廃棄量は、中国とアメリカが断トツ、日本はインドに次いで世界で4番目に多いんです。日本のプラスチック・リサイクルは、まだまだなんですね。

 さて、ヒトを含めた生物にとって問題なのは、マイクロプラスチックです。マイクロプラスチックとは5mm以下の微細なプラスチック。もともと微粒子状につくられたプラスチックを1次マイクロプラスチックといい、大きいものが砕けて細かくなったものを2次マイクロプラスチックと呼びます。1次マイクロプラスチックには、化粧品や歯磨き粉などの一部に配合されているものもあるみたいですよ。これは私たちにはどうすることもできませんよね(業界団体による自主規制の動きはあるようですが)。私たちに、より関係するのは、2次マイクロプラスチックでしょう。身の回りはプラスチックだらけです。軽量で成形しやすく安価で大量生産できるので、容器,生活用品,電化製品から自動車まで幅広く使われてきましたからね。この後処理が問題です。
 では、生物にとってどんな影響があるんでしょう。マイクロプラスチックがやがて海に流れ込んで、海中の微量な化学物質を吸着し、それを海洋生物が摂取して死んだり、回りまわってヒトが食することもあるわけです。水俣病のように生物体内で濃縮し、それをヒトが食すという連鎖が考えられるといわれています。また、それは海だけでなく、陸上でも同じです。植物に付着したマイクロプラスチックを家畜が食べてしまうケースもありますからね。ただ、ヒトの体内に蓄積したらどうなるかは、まだはっきり分かっていないようです。内臓を傷つけたり、血管に入れば動脈硬化の原因にもなったりするのでしょうか。
 では、私たちはどうすればいいのでしょう。プラスチックの運命はリサイクルか、焼却か、埋め立てのいずれかです。水と二酸化炭素となって自然界へと還る生分解プラスチックや天然由来の素材で作られたプラスチックなどもありますが、まだまだ対応は追いつきません。私たちにできることは、やはり、リサイクル、リデュース(レジ袋→エコバッグなどゴミを減らすこと)、リユース(モノを捨てずに繰り返し使うこと)をしっかり実施し、プラスチックを自然界に廃棄しないことでしょう。
 結局、当たり前のことをやり抜くことなんですよね。

■私のチャイルド紹介

上:チャイルドの成長/下:最後に贈った応援プレート写真

<活動のきっかけ>
 34年前に新聞の広告でプランを知り、活動に興味を持ちました。援助団体にはユニセフをはじめたくさんありましたが、プランの活動は相手が見える支援という特徴的なもので、一人の子どもとのつながりも持て、援助が身近に感じられるところにひかれました。

<私のチャイルド紹介>
 2021年までネパールの女の子が私のチャイルドでしたが、彼女が18歳になりチャイルド卒業となりました。私ができたことはそう多くはないのかも知れませんが、彼女からの手紙や地域の活動レポートにより、彼女の環境が随分と良くなってきていることがわかり大きな喜びです。一方、悲しかったのは2018年に彼女のお母様が亡くなったことです。そのことも手紙で知らせてくれて、わたしもお悔やみの手紙を送りました。少しでも遠い国から彼女を応援している者がいることが伝わったらうれしいです。今はギフトの送付がストップしており卒業のお祝いを贈ることが出来なかったので、最後はネパール語で「いつもあなたを応援しています」と書いたプレートを作成し写真に撮って送りました。
 次のチャイルドは東ティモールの2歳の男の子です。彼の住む国をもっと知りたいと思い、東ティモールに関する書籍を早速買いました!これからどんなやりとりができるのか、とても楽しみです。

【保木さんのチャイルド紹介】

<活動のきっかけ>
 サラリーマン時代にシルクロードなどの映像から培った海外文化への憧れと、幾許かの私の手元金を社会に役立たせたいという思いからでした。1993年の夏、新聞の全面広告掲載(当時はフォスタープラン)を見て、私の思いが届きそうだったので直ぐに支援の応募をしました。最初のチャイルドはスリランカ中央の山岳地帯に住む4歳の男の子でした。地元のお祭りや友達との遊び、日本の季節,花や服装などの手紙のやり取りを行い、自分の子が一人増えたような気持ちになり、大きな楽しみになりました。

ボリビアのチャイルド
バングラデシュのチャイルド

<私のチャイルド紹介>
 スリランカの男の子の後、2000~07年インドの女の子,2007~13年スリランカの女の子,2008~17年エルサルバドルの女の子と続け、現在は2人のチャイルドと交流しています。
 現在のチャイルドのひとりは2013年から交流しているバングラデシュの男の子。音楽やダンスが好きで少しシャイなところがあります。2014年8月にチャイルド訪問したときには、彼が主役として私に花束を贈呈し、プランから送られた教材などを見せてくれました。将来は警察官になりたいそうです。
 もうひとりはボリビアの女の子で、2017年から交流を開始しました。南部の高地に住んでいるのでその生活に関心があります。学校では体育が得意で代表選手になったこともあるそうです。家では宿題の他、羊の世話など親の手伝いもしていて、とても活発な女の子です。チャイルドの卒業(プランとの関係終了)までに一度は会いに行きたいという希望を持っています。


【加藤さんのチャイルド紹介】

<プラン(フォスタープラン)へのきっかけ>
 39歳、独身の頃、40歳を迎えるにあたって仕事一辺倒だった自分に何かできることはないかと思っていたとき、新聞全面を使ったフォスタープランの記事を見ました。単なる寄付ではなくチャイルドを通しての計画的継続的な地域開発,生活改善が目的ということで申し込みました。翌年に結婚しましたが、妻も「もし結婚しなかったら開発途上国で助産支援を考えていた」ということで、プラン継続には大賛成でした。

<私のチャイルド紹介>
 やはり、最初のチャイルドがいちばん印象に残っています。ネパールの女の子でしたが、最初に送られてきたのは裸足の写真。しかし、成長するにつれて服装も変わり笑顔の写真も多くなり、生活が変わっているんだなと感じることができました。妻や子供たちとともにその成長を見るのが楽しみでした。ただ、残念だったのは、あと2年でプログラム終了というところでネパール国内情勢が悪化し、現地支援活動が中止になってしまったことです(プラン事務所もゲリラに襲われた)。
 現在は、ミャンマーの女の子を支援しています。手紙とギフト(妻が選ぶことが多いですが)を送れば、その感想の手紙が返ってきます。小学校に通い始めたところですので、これからは、学校のことや将来の夢など、成長を感じられる手紙のやり取りができれば、と思っています。

■本の貸出し

プラン名古屋の会では、プラン・インターナショナル関連の本の貸出しを行っています。
プラン名古屋の会のイベント時に貸出し、次回のイベント時に返却していただければ結構です。
会員の方から読まなくなった本を持ち寄っていただいて貸し出しも行っています。
おうちで眠っているプラン関連の本がありましたら、ご連絡ください。
貸し出しやイベントでの本の紹介(展示)に活用させていただきます。

■久世代表就任あいさつ

 このたび、代表を引き継ぐことになりました久世知子です。私がプランに出会ったのは今から34年前。当時の私は好きなものを買い、食べたいものを食べ、やりたいことをやれていましたが、正反対にすべてが足りない生活を強いられている人たちがいることをプランの広報などで知り、大きな衝撃を受けたことがプランをスタートしたきっかけです。
 あの頃から世の中はずいぶん変わりましたが、人間にとってたいせつなものは今もあの頃も変わらないと思います。そして、その思いを分かち合えるのが、プラン支援者の仲間だと思っています。これからご一緒に楽しく活動をつくっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
 最後に、これまで会を率いてくださった安藤顧問に心からの敬意を表します。
                        ~ 記 2021年11月1日~